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【海のミネラル−ひとの羊水としての海水−】
タケダライフサイエンスリサーチセンター・疾病予防センター所長 木村 美恵子 先生
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生命の母なる海 〜その1〜 |
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生物体の85%は水であります。生体の構成単位である細胞にはいっぱい水を含んでいます。
細胞がどれだけの水分を含んでいるかということが、若さ、元気さ、生命の証であります。赤ちゃんの皮膚はみずみずしく、歳をとると、細胞の水分が減って、細胞は老化します。
生命は水と共にあり、水分が十分に有るということが生きているということであります。
では、水だけあればいいのでしょうか。水は生命を司る体液の溶媒として存在しており、体液はミネラルをはじめ多くの栄養成分を常に良いバランスで保ち、生命維持の泉となっています。 (つづく)
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(「Ship & Ocean Newsletter No.66」より)
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