健康栄養インフォメーション 研究トピックス


【海洋深層水について】
高知県海洋深層水研究所 所長  谷口 道子 先生

海洋深層水について 〜その1〜
 高知県室戸岬にある海洋深層水研究所の敷地中央地下12㍍にポンプが据えられ、 海岸から約2600㍍沖合の水深320〜370㍍から海水をくみあげています。海は水深200㍍を超えたあたりから急に深くなってきます。 この大陸棚外縁より深い部分を深海と呼び、ここにある海水を海洋深層水と総称します。
 同研究所は、一日920㌧をくみ あげ、2000年4月の節水所は一日4000㌧をくみあげる能力があります。 陸の取水施設と深海の取水点までの距離は約3㌔が限界点とされ、その条件を満たす場所は、四国では、この室戸岬東側と宿毛湾の沖ノ島沖の2ヵ所しかありません。
 東大、東海大、気象庁などが合同で行った四国沖からアメリカ大陸に至る太平洋の海洋調査結果があります。 最も深い、いわば太平洋の底は、水深4000㍍〜6000㍍あります。塩分や水温の分布も明らかにされています。 水温は最深部で1.5℃、浅くなるに従い、段階的に上昇します。深層水にもさまざまな方向の流れと年齢があります。室戸岬海洋深層水の特徴をまとめてみましょう。(つづく)

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