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 さわらは北海道より南の日本各地に分布していますが、瀬戸内海のものが多く味も外洋のものよりおいしいそうです。また、暖流にのって回遊するので場所によって旬が異なりますが、冬から春のものを寒さわらといい、産卵前であぶらがのって身がしまっていておいしいといわれています。
 さわらもぶりと同じ出世魚で成長段階で名前が変わり、関西地方では50cmまでを「さごし」,関東では「さごち」、70cmまでを「やなぎ」、70cmを越えると「さわら」と呼ばれます。
 調理法としては、煮つけ,焼き魚,照焼き,西京漬,蒸し物などがあります。また、さわらの卵巣を塩漬けにして、圧搾・乾燥させたものを「からすみ」といいます。

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   【さわらの成分値】
                                          (100gあたり)
エネルギー
(kcal)
廃棄率
(%)
水分
(g)
たんぱく質
(g)
脂質
(g)
炭水化物
(g)
灰分
(g)
Na
(mg)
K
(mg)
Ca
(mg)
Mg
(mg)
P
(mg)
Fe
(mg)
Zn
(mg)
Cu
(mg)
Mn
(mg)
177 0 68.6 20.1 9.7 0.1 1.5 65 490 13 32 220 0.8 1.0 0.03 0.01
レチノール
(μg)
カロテン
(μg)
レチノール当量
(μg)
VD
(μg)
VE
(mg)
VK
(μg)
VB1
(mg)
VB2
(mg)
ナイアシン
(mg)
VB6
(mg)
VB12
(μg)
葉酸
(μg)
パントテン酸
(mg)
VC
(mg)
12 0 12 7 0.3 (0) 0.09 0.35 9.5 0.40 5.3 8 1.16 Tr
飽和脂肪酸
(g)
一価不飽和脂肪酸
(g)
多価不飽和
脂肪酸
(g)
コレステロール
(mg)
水溶性
食物繊維
(g)
不溶性
食物繊維
(g)
食物繊維総量
(g)
食塩相当量
(g)
2.14 3.26 2.30 60 (0) (0) (0) 0.2
               (Tr:含まれているが最小記載量に達していない、(0):測定をしていないが文献などから含まれていないと推定されるもの)



   参考 : 「原色食品図鑑」 建帛社 ,  「五訂食品成分表」