夏の食材
 鮎は日本各地の清流に住み、春に生まれて夏に成長し秋に衰えだして冬に死ぬという一年魚です。稚魚の頃は動物質の餌を食べますが、成長すると水底の石に付着しているケイ草やこけを食べるので鮎特有の香気を生じる為「香魚」とも呼ばれています。
 あゆ漁が解禁になって天然物が出回る夏が旬で土用の頃(7月20日くらいから二十日間)が一番おいしいと言われています。体がしまっていて体に張りと弾力があるものが鮮度が良く、メスの方が味がいいそうです。
 調理法は塩焼き・天ぷら・フライ・あらいなどがありますが、新鮮な鮎を塩焼きにして頬張るのが最高ではないでしょうか。

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   【あゆの成分値】
                                           (100gあたり)
エネルギー
(kcal)
廃棄率
(%)
水分
(g)
たんぱく質
(g)
脂質
(g)
炭水化物
(g)
灰分
(g)
Na
(mg)
K
(mg)
Ca
(mg)
Mg
(mg)
P
(mg)
Fe
(mg)
Zn
(mg)
Cu
(mg)
Mn
(mg)
100 45 77.7 18.3 2.4 0.1 1.5 70 370 270 24 310 0.9 0.8 0.06 0.16
レチノール
(μg)
カロテン
(μg)
レチノール当量
(μg)
VD
(μg)
VE
(mg)
VK
(μg)
VB1
(mg)
VB2
(mg)
ナイアシン
(mg)
VB6
(mg)
VB12
(μg)
葉酸
(μg)
パントテン酸
(mg)
VC
(mg)
35 0 35 1 1.2 (0) 0.13 0.15 3.1 0.17 10.3 27 0.67 2
飽和脂肪酸
(g)
一価不飽和脂肪酸
(g)
多価不飽和
脂肪酸
(g)
コレステロール
(mg)
水溶性
食物繊維
(g)
不溶性
食物繊維
(g)
食物繊維総量
(g)
食塩相当量
(g)
0.64 0.61 0.54 83 (0) (0) (0) 0.2
                                   ((0):測定をしていないが文献などから含まれていないと推定されるもの)


参考文献 「原色食品図鑑」 建帛社
       「うまい食材・食品を見ぬく知恵」 河出書房新社
 
鮎 〜あゆ〜
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