【3】 ★ 目を酷使していませんか

 情報化時代、外界の情報の80%が目から入ってくるそうです。コンピューターを使用している人の疲労は、目の疲れがトップです。首や肩のこりや疲れも目から来ていることが多いですね。

★ 目の疲れ解消法

・コンピューターを続けて使用するときは、1時間に1回はまぶたを閉じて休ませましょう。
・人差し指をこめかみにあてて、マッサージをする。
・両手で顎を支え、目玉を左右へ3回ずつ動かす。
・すごく疲れた時、40℃(お風呂の湯加減)くらいのタオルを3〜5分間のせる。次に冷たいタオルを3〜5分間のせると効果があるそうです。試してみませんか。

 ずっと同じ姿勢を続けると、目の疲れと同時に腰や肩も疲れます。時々、立ち上がり腕を回したり屈伸運動などをしましょう。

★ 目を元気にする食品

 目の栄養素では、ビタミンA(βカロテン)が不足すると「夜盲症」になるというのが有名です。夜盲症まで行かなくても、夜に光がまぶしく、見えにくくなります。またビタミンAは、皮膚の粘膜を強くする働きもあります。パソコン等の電磁場で目を酷使している人には必要ですね。
 目には毛細血管がたくさん走っています。毛細血管の動脈硬化を防ぐために、食物繊維が不足しないようにしましょう。抗酸化作用のあるビタミンCやE・セレンも有効です。
 最近ブルーベリーが目に良いということで脚光を浴びています。ブルーベリーの色素のアントシアニジンが、目から入る刺激を脳に伝達する働きを強めるという報告がされていますが、ブルーベリーの種類により効果が違うとの説もあり、ブルーベリーと目の関係はまだ定着していないようです。