【22】 ★ 薄味に慣れる

 塩、醤油、味噌、ソースなどの調味料には塩分が多く含まれています。食べ物にはもともとナトリウムが含まれているのですが、 調味料と比較すると微々たる物です。塩分の摂取を減らすには、この調味料の摂取を減らすことがまず第一に大切です。
 味は習慣的なものです。濃い味付けになれると薄い味付けはおいしく感じません。薄味に慣れることが大切です。

★ 卓上調味料にも注意

 料理の上からかける醤油やドレッシング、ソースなどの使用は出来るだけ控えましょう。テイクアウト弁当も塩分が多い食品の一つです。 生協食堂でも、お惣菜などは、保存や衛生上から塩分の高いものが多く悩みの種です。煮物など生協食堂での調理は出来るだけ薄味に努力します。

★ 麺や鍋の汁は飲み干さない

 麺類のスープには、4〜5gの塩分が、鍋物には2.5〜3gの塩分が含まれています。もったいないですが汁は全部飲み干さないようにしましょう。

★ 野菜・海藻・きのこ類を毎日食べる

 ナトリウムを排泄する効果がある食品を積極的にとりましょう。野菜、海藻、きのこに多く含まれるミネラルと食物繊維は、 過剰なナトリウムを排泄する働きがあります。カルシウムが不足すると、血圧が上がることが分かっています。乳製品も忘れずに。