【13】 ★ 水分補給で熱中症予防

 猛暑が続いています。汗は蒸発するとき気化熱を奪って、体温が上昇しないようにするからだの大切な機能です。 高温状態で運動や労働し水分補給を怠ると、体に熱がこもり、心身に大きなストレスがかかります。最悪の場合は死に至ることもあるので高温が続く夏の水分補給は大切です。 スポーツだけでなく、サイクリングなどレジャーでも高温下では十分な水分の補給をしましょう。

★ 真夏の気温の高いとき、無理な運動は事故のもと

 熱中症の発生は、気温・湿度・風速・輻射熱などが関係します。同じ気温でも湿度が高いと危険性が高くなります。 また、運動強度が強いほどより危険性が高まります。環境条件に適した運動、休息、水分補給などの計画が必要です。

★ 熱中症を予防しよう

 ・急な暑さは要注意
 熱中症の事故は急に暑くなったときに多く発生しているのだそうです。体が適応できていないためです。
 ・汗の量を知る
 運動前後に体重を量ると運動中に失われた汗の量がわかります。体重の3%の水分が失われると体温調節能力や運動能力が低下します。
 ・水分と塩分を補給
 大量の汗をかくと水分と同時に塩分も排泄されます。0.2%程度の食塩水を摂ることがお薦めです。