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風邪を予防するのに気をつけることって何ですか? |
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風邪もインフルエンザと同様、多くはウイルス感染ですが、寒冷アレルギー性も原因となります。風邪による咳や鼻水は、これらから身体を守る免疫反応の結果おこる咳や鼻の炎症が原因です。栄養不足や疲れなどで免疫力が落ちていると、風邪をひきやすく、治り難くなります。風邪の季節に備えて、免疫機能を高め、基礎体力をつくるのに有効な抗酸化ビタミン(VC、VA、VE)の豊富な食品をたくさん食べて、風邪を寄せつけないようにしましょう。
1970年代アメリカのポーリング博士が“ビタミンCとかぜ”を著し、風邪の予防・治療に大量のVC摂取を奨めたことは有名な話です。因に、VCはオレンジ、苺、ブロッコリー、さつまいも、VAはレバー、うなぎ、ほうれん草、春菊、VEはアーモンド、うなぎ、かぼちゃなどにたくさん含まれています。
風邪かな?と思った時には、ビタミン入りの飲みものなどを摂るのも有効でしょう。
タケダライフサイエンス・リサーチセンター所長
木村 美恵子
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