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【宇宙から見た海の水】
京都大学大学院理学研究科教授(海洋物理学)
             ジョン・P・マシューズ 先生

宇宙から見た海の水 〜その1〜
 深海を観察してみましょう。海の 深いところは宇宙にも似て、人々にあまり知られていません。 出発の前に、海に関する基本的な事柄を整理しておきましょう。
 海はどのくらい深いのでしょうか。平均の深さは4㌔です。もっとも深いところはマリアナ海溝の10.9㌔で、エベレストの標高8.8㌔と比べても、 その深さがわかります。深さに従って幾つかのゾーンに分かられ、物理学的研究が行なわれています。例えば、マリアナ海溝のような超深海域はヘイダル・ゾーンと呼ばれています。
 次に、深海はどのくらい冷たいのでしょうか。平均およそセ氏4度です。深度500㍍以下では、真っ暗となり、人には光を感じることができません。 深くなると、圧力は大変高くなります。陸と同じように、海にも高い山脈があり、深い谷もありますが、ほとんど知られていません。深海の水はどこで作られるのでしょうか。 北極と南極で作られます。だから、冷たいのです。 (つづく)

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